自分の音楽遍歴その5

HR/HMへの芽生え

 

僕がHR/HMという音楽に意識的に触れたのは…

 

間違いなく、「THE ALFEE(当時ALFEE)」です!

 

ザ、ベストテンがまだまだ人気番組だった1983年頃

(僕14才くらい)、アイドル全盛期だった頃

僕はあまりアイドルには興味がなく

クリスタルキングアルフィーに夢中になっていたのでした。

 

アルフィーはもともとはフォークグループとして活動を始めたらしいですが

HMやプログレ、パンクに傾倒していた高見沢俊彦先生の意向により

HR/HM的な曲も多数作っていて

アルフィーの曲の中でも激しい、キラキラした曲に惹かれていきました。

 

「メリーアン」「星空のディスタンス」なんか、けっこうメタルだと

今でも思うんですよね。

 

いわゆるジャパメタとは違う流れにある、

Xに繋がる、日本の歌謡メタルの元祖ではないかと思っています。

 

で、当時僕は吹奏楽部に入部し、初めて「ドラムセット」に触れます。

同じ時に入部した友人が「8ビート叩けた!」って感動してました。

 

しかし耳年増だった僕の頭には

アルフィーの「鋼鉄の巨人」が流れていました…

 

この曲超かっこいい。この曲が叩きたい。

「この曲が叩きたいんです」って、テープを流すと笑われました。

「こんなのいきなり叩けるわけねーだろ!」と。

 

もちろん叩けませんでした。でもやりたかったんですね。

「ツーバス」なんてものも知らない時でした。

 

しかし、改めて観るとアルフィーってホント面白いグループですね。